アナクサゴラス(前500-前428)

小アジア出身でイオニア学派の系譜をひく哲学者。万物は理性<ヌース>によって整理され世界を形成すると説く。アテネに滞在してペリクレスの尊敬を受け、その友人となるが、太陽は燃える石に過ぎないと説いたことが反ペリクレス派につけこまれ、神(太陽神アポロン)を侮辱するものとして訴えられ、アテネより追放されてしまう。