アルキメデス(前287-前212)

シチリア島シラクサ出身の数学者。物理学者。てこの原理(私に足場を与えよ。地球をも動かそう)を発見。黄金の王冠の真贋の判定を依頼され、浮体の原理を発見。この時、公衆浴場に入浴して浮体の原理のヒン卜をつかみ、興奮し、生まれた姿のままで街にとびだした、というエピソードが伝えられている。ス卜ーリーキング(嘆かわしいことに今や死語である)の始祖でもあったと。ムセイオンで活躍後、シラクサに帰郷。シラクサが第二次ポエニ戦争でハンニバルと同盟してローマと戦い、ローマ軍に包囲攻撃された時、巨大投石器や敵艦焼き討ちを目的とする大反射鏡などを発明して、ローマ軍を悩ませたと伝えられる。シラクサ陥落後、彼を浮体の原理<アルキメデスの原理>の大学者と知らないローマのー兵士に殺害されてしまう。