ブーヴェ(1656-1730)
フランス出身のイエズス会宣教土。中国名白進。ルイ14世の中国派遺宜教士団の一員としてレジス(雷孝思)らとともに中国に渡り、康熙帝に仕えた。康熙帝に心酔して『康熙帝伝』を著し、そのために康熙帝の名声が欧州にまで鳴り響くことになった。中国全土の実測地図『皇輿全覧図』の作成にもレジスとともに参与している。