フォイエルバッハ(1804-1872)

へーゲルの弟子でへーゲル左派を代表する哲学者であったが、後に唯物論の立場をとってへーゲルを批判するようになり、マルクスに大きな影響を与えた。その思想故に教会と国家の批判をあび、大学教師の職に就けず、妻の経営する製陶工場に収入を頼っていたが、晩年にその工場が倒産し、貧窮のうちに生涯を終えた。