モーツァルト(1756-1791)

幼少より天才音楽家としてその名をヨーロッパに轟かし、ドイツ古典音楽を確立した音楽家。代表作として歌劇「フィガロの結婚」死の床で作曲した「魔笛」など。35歳の晩年は貧困に苦しみ、死んだときには葬儀に集まったのは僅か数人の弟子と知人のみで、しかも雪まじりの悪天候のため墓地に見送ることもできず、その遺体は墓掘り人の一人に共同貧民墓地に埋葬され、数十日後にはその場所すらわからなくなった。当時から毒殺説がささやかれ、ライヴァルであったサリエリが疑われた。その説をもとにミロス=フォアマンが映画化したのが「アマデウス」。モーツァルトが実は女であったとヒネリを加えてその生涯をマンガ化したのが、福山庸治の「マドモアゼル=モーツァル卜」。ミュージカルにもなってます。