欧陽脩(1007-1072)
北宋の政治家・学者・唐宋八大家の一人。学者としては『新唐書』の編纂で有名。また韓愈に私淑して宋代の古文復興運動の中心となり、科挙の試験官となった時に四六駢儷体の影響を受けた文章の答案をことごとく没とする荒療治で四六駢儷体にとどめをさした。唐宋八大家のうち、宋代の残り5人はいずれも門下である。政治家としては、文章の弟子である王安石の新法に反対し、辞任した。