ドストエフスキー(1821-1881)

ロシア写実主義文学の世界的巨匠で、人類史上最高の作家、代表作『カラマーゾフの兄弟』は世界文学の最高傑作という評がある。アメリカの現代文学作家カー卜=ヴォネガットは言っている。「人生の全ては『カラマーゾフの兄弟』に描かれている」。もっともヴォネガッ卜はこう付け加えている。「でももうそれだけじゃ十分じゃないんだ」。病的な賭博癖の持ち主で賭博の心理を描いた『賭博者』のような作品もある。一部の推理小説ファンが推理小説の最高傑作にあげる『罪と罰』もよく出題される。