石涛(1642?ー1707?)         
八大山人と並び称され清初の代表的南宗画家。正確な生没年は不明であるが、八大山人より14-5歳年少と見られている。やはり明の王族出身であったらしく、独自の風格を持つその絵は、前王朝に連なるものとしての鬱屈した抵抗精神の反映であろうといわれている。