トロヤ

小アジア沿岸地域の黒海とエーゲ海を結ぶ要衝に栄えた都市文明で、エーゲ文明の一つ。の『イーリアス』はエーゲ文明時代のギリシア(ミケーネ文明)とトロヤの戦争に素材を取ったものである。前30C頃から都市文明が起こり、前1900〜前1240頃最も栄えた。1870年からドイツのシュリーマンによる発掘が始まり、当時は単なる虚構と考えられていたトロヤ戦争の伝承に、史実の背景があることが確認された。