日々の雑感

03年7月25日 スロウ
洗濯機購入
カフェスロー花

03年7月25日 不動産取得税


03年7月24日 やっと地図が
花火大

03年7月23日 長男の病気で


03年7月22日 地図の作成に


03年7月21日 家事の日
家事、シャボン玉

03年7月20日 すもも祭り
大国魂神社ですもも祭り。や

03年7月18日 真前期終了
やっと最後の補講が終了。が、目前には20日で〆切を切られた仕事の山が積み上がっていたり。

03年7月17日 年齢
母校の青山学院大学から史学科同窓会を設立し、9月には最初の同窓会もやるからから入りなさいとの通知が届く。準備委員に、院の同期や先輩後輩の名が数名混じっていて、卒業以来十数年ぶりに目にするその名に昔日の記憶が呼び覚まされしばし懐古の念に。さらに同封されていた住所不明者リストには、サークルも同じだった友人の名が。「行方不明になってんぞ」と題して数年ぶりにメールを送り、当方は花粉症と腰痛以外は元気と付記したならば、すぐに返事があって、ここしばらく虫垂炎の手術で入院していてへろへろであると。久しぶりに連絡をとった同年代の友人が、癌だったり原因不明の難病だったり入院していたりが続いている。年齢だな。

03年7月16日 必携本
ネット書店のアマゾンで『』(山川出版社、1999)購入。「大学生の信頼できる教科書、そして確かな知識を求める教養市民のための書物」(同書序)として編集された、現在の歴史学研究の最前線から見た西洋史通史の書。ただし、「レヴェルが高すぎて大学生の教科書としてはちょっと」という評もあり。われわれのような仕事をしている人間には必読本で、以前住んでいた羽村市の図書館で借り出しては読んでいた。ただ、図書館でいつでも読めるという状況に甘えて、今まで購入はしてなかった。実際に購入してみると、これは手元においてこそ使う本であり、読書ガイドとして使える巻末の参考文献目録も、所有してこそ活用できる。必携本というのは、あるもんです。ちょっと反省。

03年7月15日 体質
前期の終了を祝って(ホントは私は補講が2日残っていて、まだ終わっていなかったりするんだが)秀英予備校時代の社会科の仲間と集まって昼から酒を飲む。夕方には解散したのだけど、最近とみにアルコール分解酵素の働きが悪いようで、気をつけて酒量を抑えていたつもりだったにもかかわらず、帰宅後気分が悪くなり、寝込む。飲んでるときは何ともないのに、飲み終えて5時間位してから悪酔いが来る。この体質のせいで、人生、相当に損をしている。

03年7月12日 ハワイ
福島県のハワイ、に日帰り旅行。子供たちは流れるプールとウォータースライダーに、親たちはランチバイキングと温泉にそれなりに満足だったのだけど、いかんせん遠い。行きはドライブイン休憩をいれて4時間近く、帰りは首都高速の工事渋滞につかまって5時間近くかかった。温泉につかって取れたはずの疲れと腰痛が、長時間の車の運転でぶり返す。おまぬけ。

03年7月11日 超漢字4
が届く。早速インストールしてみたが、これが思った以上にいい感じ。こうなったらマック上でのエミュレーション環境ではなく、超漢字専用のマシンを入手して、などと妄想がとめどなく広がって大変。マックの方も、画期的な新製品(G5)が出たばかりで、12月には購入しようなどと密かに検討しているのに、これに加えて、超漢字用のマシンだなどとなると金食い虫が肥え太る。


03年7月10日 トルコ
異文化出会いマンガとして出色だった高橋由佳利の『トルコで私も考えた』や、ワールドカップ・コンフェデレーションカップと続いたサッカートルコ代表の活躍の影響もあって、トルコもマイブームの国の一つ。『トルコ近現代史−イスラム国家から国民国家へ』(新井政美、2001、みすず書房)読了。栄光のオスマン帝国が「西洋との絶えざる交渉の中で、中央集権的な「国民国家」への変身を志し、もがき苦しみつつそれを果たしていく過程」と「多大の犠牲を払ってたどり着いた「国民国家」が決して終着駅ではなかったことに気づき懊悩する姿」を描き出した、渾身の通史。アジアの東西の果てにあって、ともに脱亜入欧を目指した日本とトルコの近現代史は、思わぬところで影響を与え合っている。トルコ共和国の「父」ケマルが、明治日本の近代化を参考にしたことはよく知られているが、ケマルの「革命」と「独裁」に感銘を受けた駐トルコ武官橋本欣五郎は、日本陸軍内に国家改造を主張する青年将校の横断組織、桜会を結成し、日本陸軍の政治進出とファシズム運動を推進することになる。
そして現在、ともにようやく国民国家を樹立した時には、モデルとした西欧は、自らが生み出した国民国家の限界から、主権国家体制と国民国家を変革する地域統合へと歩みだしており、トルコはEU加盟を望みながら壁は厚く、日本は戦前の大東亜共栄圏の負の遺産によって、東アジア統合を主導することができない。トルコの苦悩は、決して他人事ではない。

03年7月9日 超漢字4が
のVer.4が4.1にバージョン・アップ。私の超漢字は3のままで、超漢字5が出たら買おうと、4は我慢してたのだけど、今回のバージョン・アップでは、このウェブサイト作成に使っている「基本図形編集」というソフトが大幅に機能強化されている。ハイパー世界史ノートの製作が、格段にやりやすくなる。ふと気づくと、そのまま超漢字のホームページから購入申し込みしている自分が。

03年7月7日 シャボン玉
月曜日は駒場校。高校生の授業を終えて速攻で東北沢駅から電車に乗ると、9時10分頃には自宅に着く。待機している息子たちを風呂に入れる。が前期のパターン。羽村市にいたころは、息子たちの起きてる時間に帰宅できるなど、思いもよらなかったことなので、これだけでも引っ越して良かった。いつものように帰宅してみると、息子たちが先日購入した『21世紀子供百科』を開いて待ちかまえていた。シャボン玉の項目があって、いろいろなシャボン玉が紹介されているうえに、家庭でのシャボン玉の作り方ものってる。そういうわけで、本日のお風呂はシャボン玉大会とあいなりました。

03年7月6日 ごった煮
久しぶりにポークビーンズもどきを作って食すべしと材料を買い込んだら、「いやだー」と息子たちの反対に会い、どちらも煮込み料理だし、大豆以外の材料は流用できるし、ということで急遽ポークカレーに変更。ニンニクを刻んで炒め、香りが出たところで豚ばら肉、ジャガイモ・ニンジンと次々に炒め、弱火にして大量のタマネギと刻んだキャベツを投入。カップ半分ほどのワインを入れて煮立たせておいて、今度はヨーグルトにホールトマト1缶。さらにバナナ1本とリンゴ丸ごと1個も刻んで入れる。風味付けにローレル1枚。隠し味にコーヒー少々。とにかくいろいろ入ってるのが山内式。

03年7月5日 試行錯誤
私も子育ての途上にあって思い惑う父親なので、百ます計算で話題の尾道市立士堂小学校校長の陰山英男著『学力は家庭で伸びる』を読み、リビングに図鑑を置こう、との提言になるほどなるほど、そりゃもっともだと早速小学館の『21世紀子供百科』を買ってみた。押しつけがましく「読め」、と言っても逆効果になるのは、今までの数々の失敗が教えるところ、さりげなく食卓に置いてみると、さっそく息子たちが開いて熱心に見てる。やったね。特に長男は、カブトムシの項目を見て、ヘラクレスオオカブトだとか、ネプチューンオオカブトだとかの写真に興奮。
「やったー。お父さん。これで夏休みの自由研究、ばっちりだよ」
なんかちがう。

03年7月3日 ドームズデイ・ブック
といっても、ノルマン朝ウィリアム1世が、征服したイングランドの資産を把握するため製作させた有名な調査報告書ではなく、コニー・ウィリスのSF小説。タイムマシンが実用化された21世紀に、歴史調査のため、オックスフォード大学の史学科の女子学生が14世紀に派遣されるが、そこで思わぬトラブルに遭遇し・・・というお話。SFも好きだし、歴史も好きという私のような人間にはまさにツボにはまった作品なのだけど、小説としての完成度が非常に高く、SFも嫌いだし歴史も嫌いだという人にもおすすめ。伏線のはり方が抜群にうまく、物語の展開に無理を感じさせない。上下間併せて文庫本で1100ページ以上という長さが、全く気にならずに一気に読めます。

03年7月2日 ホームページもこつこつ
昨年、エンリッチ講座の資料の一部として作成していたをウェブ用に再構築。入試で論述問題が必要な人や、ヨーロッパの近現代史の流れを夏休み中に理解しておきたい人におすすめ。でも本当は、広く受験生以外の人にも、現代社会の諸問題を理解するための最低限の基礎教養のまとめとして見てもらいたい。A4横1枚のサイズ。自分で言うのもなんですが、ここまでまとめるには、けっこうな手間暇をかけてます。

03年7月1日 2003年の半分が終わったことにちょっとびっくり
無境界家族』(森巣博、集英社)読了。「国民」を捏造されたものであるとし、「国民」主義者を強烈に批判する主張には、基本的に同意。ただ、私は未だに子育ての途上にあって思い惑う父親なので、国際的な学者の母と博打打ちの父と天才児の息子からなる家族の子育ては、眩く見上げつつも、我が家の参考にはちょっとならないなと寂しく思うのであった。。









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