03年10月31日 5連休
本日は河合塾が調整日で休み。月曜日も調整日で火曜日はもともと空き日なので、5連休である。やったね。正直、このところ疲労が蓄積して困憊していたので、ありがたし。でもこの間にもちゃんと教材の〆切が2つあって、完全オフではないのがなんとも。

03年10月28日 歯が足りない
午前中、久しぶりに歯医者。40歳検診で歯の検診も受けてみたら、やっぱり虫歯があって、治療しましょうということになっていたのだ。ところで、この検診の時、わたくしの下の歯が、2本足りないということが発覚した。乳歯と永久歯の生え代わりの時、何かの事故で欠けてしまったらしい。言われてみれば、かすかに、小学校の低学年の頃、鉄棒から落ちたか何かで歯が抜けた記憶がある。何で気がつかなかったかというと、左右バランスよく同じ種類の歯が抜けた上に、その両脇の歯がその分成長して隙間をほぼ埋めた結果、一応のバランスがとれてしまったため。上の歯と比べて、何か変だなと思うことはあったんだけど、それほど気に留めずに今まで来ていて、まさか歯が2本も不足していたなどとは思わなかったんである。歯医者さんからは、「これでバランスがとれてますから、個性だと思ってください」と言われてしまった。
個性だと言われてもなあ。
でも、人間のからだって不思議だ。

03年10月27日 王監督は偉い
夜9時過ぎに帰宅し、すぐに息子たちと風呂に入り、その後息子たちを寝かしつけてやっとTVのスイッチを入れてみたら、王監督が胴上げされて宙を舞っていた。日本シリーズ、ホークスの勝利で終わったんですね。
胴上げを見ながら思ったのは、王監督ってホントに偉いよなということ。選手時代、空前絶後のホームラン王としての実績と名声を築き上げ、引退後、巨人軍監督を規定路線に助監督として修行を積んだ後、満を持して監督に就任。しかし、3年間Aクラスを確保したものの、日本一になることは出来ず、巨人軍監督としては失格の烙印を押され、マスコミに寄ってたかって批判され、読売本社の首脳陣からは、解任同然で監督を退くことを求められて、どん底に突き落とされた。そこから、ホークスの監督を引き受けて九州に赴く。巨人ブランドにこだわり、読売本社からどんな仕打ちを受けても、読売との関係を断てない元選手が多いなか、この決断がまず偉い。しかし、ホークスでも決して順風満帆だったわけでなく、ダイエー内部の人事抗争がらみで、王監督を侮蔑する内容の告発記事が週刊誌に載ったことだってあった。王監督の真面目さや頑固さを、「暗い」と皮肉ることが流行し、落ちた偶像を叩くのが大好きなマスコミの格好の餌食にされ続けた時期もあった。それら全てを、ホークスをパリーグの覇権を常に争う常勝チームに成長させることで封じ込めた。栄光の頂きが高かっただけに、そこから転落した谷は深かったはずだ。それを自分の力ではい上がり、選手としてだけではなく、監督としても超一流の域に達してみせた。今や衆目の一致するところ、そのチーム作りの妙、選手を掌握するカリスマ性、ゲームコントロールの巧みさ、どれをとっても日本一の名将である。
しかも、今回の日本シリーズでは、随所に「良い」日本シリーズにすることで、没落の危機に瀕しつつある日本のプロ野球界全体を盛り上げようとする意志を見せていた。自分の利益しか考えず、結果として日本の球界全体に数々のダメージを与えた巨人軍オーナーと比較したとき、誰が本当に球界のリーダーに相応しいかは一目瞭然である。
選手として、監督として頂点を究めた王監督に、今度は日本プロ野球コミッショナーとして、日本型社会の行き詰まりの象徴となった観がある日本プロ野球界を改革してもらい、そして日本・韓国・台湾による極東シリーズの創設。極東シリーズの勝者とアメリカ大リーグの勝者による、真の世界一決定戦の実現を。

というのはかなわぬ夢なんだろうな。やっぱり。

03年10月26日 ボール蹴り
日曜日。午前中、次男は母に連れられて遊ぶ約束をしていた友達の家にお出かけ。残った長男と私は、長男のリクエストで近くの公園でボール蹴り。
自転車のタイヤ用に空気ポンプを買ったら、アダプタ付きで、ボールにも空気が入れられるようになっていた。空気ポンプに興味を持った子供たちが面白半分に、100円ショップで買っていたビニールボールをパンパンに膨らませ、蹴ってみたらば、これが踊るように回転しながら飛んでいく。午前中はそれでボール蹴りとキャッチで遊び。午後は稲城市の産業祭りに行って、そこでも芝生の公園でボール蹴り。
一日中、ボール蹴りばかりやっていたような日曜日でした。

03年10月25日 次男運動会
保育園年長組の次男の運動会。保育園での最後の運動会となる。年長のみんなで一緒に側転を披露するんだ、といって、しばらく前からヒマと場所さえあれば、側転の練習をしていた。
さて当日本番、練習の成果は遺憾なく発揮され、側転は見事に成功した・・・らしい。見てないんだよこれが。たまたまマンションの防火装置の保守点検の日と重なって、誰かが残って検査の時に一緒にいなければならないということで、その誰かというのは、この場合私しかありえないわけで、事情を話して9時30分からの検査の一番最初にやってもらったのだけど、終わってダッシュで駆けつけてみたならば、年長組による側転披露はオープニングを飾るものですでにとっくに終了していたのだった。
残念。
けれど、その後の障害物(丸太一本橋渡りとか、壁登りとか、保育園生がそれをやるか、ということをやるのだ)や、竹棒登りを、見事にこなしたところには間に合った。1週間前の時と同じく、親馬鹿ですが、ちょっとジンと来ました。


03年10月23日 にはまる
とマックOSXの連携がホントにスムーズで、思い切りにはまってしまう。手持ちのCDをで片っ端からパワーマックに取り込むと、それがほとんど自動でに同期できる。
これはすごいや。
精神的に余裕が出来たところで、何とか最後の〆切オーバーの仕事もクリア。
やっぱり問題作成で煮詰まってどうしようもない時は、こういう気分転換が突破の糸口になる。かといって、追い詰められたら気分転換とマニュアル化出来るかというと、そうでもないのが困ったところ。気分転換だと最初から意識してしまうと、何やってもなかなか気分転換にならないのは、私だけではない・・・ですよね。


03年10月22日 あぶないあぶない
午前中、直前講習のテストゼミの問題作成に悪戦苦闘するも進まず。午後からは松戸校に出講のため、これは今日中に完成は無理。ということで、教材開発部に連絡の電話。その話の流れの中で、今日と明日が河合塾全体の授業日程の調整日で休みだということが発覚。あやうく、2時間近くかけて松戸まで行って、校舎に入って呆然という、実は今まで何度もやってる失敗をまたしてもかますところであった。
いずれにせよ、煮詰まっていたところだったので、ありがたし。
午後はまたじわじわと悪化している腰痛対策でマッサージに行き、ついでに以前から欲しかったアップルのを購入。

03年10月21日 こんなことではいかんのだが
ホントは昨日のはずだった〆切の仕事を一つ、何とか午前中に仕上げ、メールにて送付。

03年10月19日 流れるプールに流され
午前中、教材作成の仕事。一週間前に〆切を一つクリアしたのに、次の〆切が目前に迫っている。10月は、1月の直前講習関係の〆切やら、模試の校正やらの仕事が集中して、一年でも忙しい時期なのだ。でもそんなことは、遊び盛りの息子たちには関係ない。午後からは息子たちの要請で、またしてものへ。土日の恒例になりつつある。しかも、行く毎に滞在時間が長くなる。ちょっと勘弁してもらいたいかも。
そうこうするうちに、ラグビーのワールドカップはあるし、大リーグでは松井がポストシーズンで活躍しているし、Jリーグは、優勝争いと、それよりはるかにはらはらどきどきする降格争いが白熱しているし、いつの間にか日本シリーズも始まっているじゃないか。

時間が足りない。

03年10月18日 スポーツ交流会
長男の学童のスポーツ交流会。近隣の3つの小学校の学童クラブが集まって、キックベース大会やリレー競争をやるのだ。キックベースのチームは1年から3年まで男女全員参加で、人数分だけいっぱいチームを作るから、3年男子のうちの長男は、必然的にチームの中心選手となる。数日前からやたらはりきっていたので、なんでだろうと思ってたら、実際にゲームを見て納得。こういうチーム構成だと、守備の時には、野球でいえばピッチャーの位置にいる中心選手が、半分以上の打球(足で蹴っ飛ばすから、蹴球、かな)を処理することになる。どのチームも実質3年男子のワンマンチームにならざるを得ず、その分、責任もやりがいも大きかったんだね。
事前の他校との練習試合では、長男のチームは3連敗してたということだったので、はらはらしながらの観戦となった。幸いにも1勝2分けでまずまずの成績。劣勢で味方のエラーが続いたときには、傍からみて泣きそうな表情にもなっていたけど、よく踏ん張って声も出して皆を励まして盛り返した。
親馬鹿ですが、ちょっとジンときました。

03年10月17日 祭り
今日は、郷里のだよな、と思っていたら、携帯メールに同郷の友人からの祭り関連メールが。
懐かしいもんです。
来年は、祭りの日が土日に重なるので、久しぶりに帰ってみようかな。

03年10月14日 手術回避
網膜剥離の検診。1カ月前と症状がかわらず、少なくとも進行は止まっており、剥離した箇所も機能的には支障がないところなので、手術のメリットもあまりない。そういうわけで、手術は回避しようという結論に。正直ものすごくほっとした。もっとも、加齢とともに、網膜剥離の進行が引き起こされる場合もあるので、検査はかかせないとのこと。花粉症と腰痛に加えて網膜剥離と、持病のコレクションが増えてしまいました。
もういらない。

03年10月13日 偽体育の日
何でも機械的に祝日を月曜日に持ってきて3連休にすればいいというものではないでしょう。特に記念日関係の祝日を移動することに違和感があるのは、わたくしだけではないはずだ。
朝起きてみると、長男の風邪は若干残っているもののほぼ回復。が、一晩つきあったこちらは、眠りが寸断され、しかもその合間合間に、〆切の原稿と闘っていたりしたもんだから、ほぼ徹夜に近い状況で体調は最悪。それでも3連休で休みの家族を残し、仕事に出ていかなければならない。
これが、10日の金曜日からの3連休だったら、初日の日中は父は仕事だが、その後の休日を家族とともにし、月曜日にはみんなそろって学校や仕事に出かけることができる。後ろがそろっている方が、生活のリズム的にも絶対良い。カレンダー通りの3連休がとれない仕事に携わる人も、けっこう多いと思うんだが。
3連休制度反対。

03年10月12日 お約束のように
連休2日目。家族サービスは近くの聖蹟桜ヶ丘のフェスティバルで済ませる。多摩川の河川敷きにフィールドアスレチックや、エアースライダーが設置されて、息子たちはそれなりに楽しんでいたが、なんかしょぼい感じがしたのは雨交じりの曇り空で、人出が鈍かったせいか。夕方から、どうも怪しい咳をしてるなと思ってた長男の風邪が悪化。いや、風邪はたいしたことなくて熱も37℃台前半で収まっていたのだけど、普段はなりをひそめている小児ぜんそくが、この時とばかり、顔を出してきたのがけっこうやばい。さいわい府中市の医療センターが、休日の夜間も空いているので連れていき、喘息用の吸入をしてもらう。それでも夜寝ている間にも、思い出したように咳が出る。咳が出ると背中を叩いてやらなければならない。様子をうかがいながら、〆切仕事。

03年10月11日 追い詰められてくるとなぜか他のことをしたくなるのは
仕事の〆切に追われつつ、トップページを若干修正。工房李香別館<the Second>のオープン告知。そろそろホームページの容量が限界に達しつつあるので、この「日々の雑感」と、の小文を別館に移し、ついでに長屋形式のサイトにして、店子を増やしていく予定。


03年10月10日 体育の日では?
今日は体育の日ではなかったかとはたと気がつく。例の3連休制度で、月曜日に休みが移動してたので気がつかなかった。もっとも予備校は月曜日にも普段通り授業が入っているんだが。それにしても、もっとも晴天が見込め、気温的にも過ごしやすいこの時期に東京オリンピックを開催したのは偉いよな。アテネオリンピックは灼熱の時期にするということだけど、やっぱ選手の体調を考えると、真夏のスポーツイベントって間違っていると思う。

03年10月9日 凄いとは、こういうもののことを
の『』読了。若かりし頃、を読んだ時と同種の衝撃を受ける。20年ぶりの衝撃である。中断から完成まで10年。天才が10年かけて完成させた作品を、2時間ほどで読んでしまっていいのかというやましさを感じてしまった。最後まで読んで初めて解説がだったことに気がつく。

03年10月8日 パワーマック
午前10時過ぎ、うちにパワーマックがやってきた。これからG5に替わろうとするこの端境期に、あえて消え行くG4マシンを購入したわけで、G5にも未練が残り、マックの新製品を買うときにいつもあったわくわく感が、いつもと比べて不足していたのは否めない。が、セッティングしてみたら、やっぱりマック。デザインがいい。でかいけど。超漢字マシンとして使っている富士通のFMVと比べると、もう雲泥の差。じわじわと喜びがわいてきました。お買い得だったかも。

03年10月7日 次から次にやってくるものその名は
9月から水曜日に松戸校に出講するようになったので、平日の空き日が火曜日だけになった。その分、教材作成や授業準備の作業を火曜日に集中してやらないと、仕事が追いつかなくなり始めている。何を言い訳しているのかというと、一週間後の14日に教材その他の原稿〆切が4つ重なっていて、でもその日は網膜剥離の定期検診に行かなければならないので、仕事が何も出来ない(眼の検査のために、瞳孔を広げる薬を入れるので、検査終了後も4時間ほどは文字など細かなものは輪郭がぼやけて読めない)ということに気がついてしまったわけです。ピンチかもしれない。

03年10月6日 世の中はいつもかわっているから、頑固者だけが
午前中、銀行に行っての講座に振り込み。通帳振り込みでいいところを、いったん現金をおろし、そのあと現金振り込みで入金という二度手間(しかも、手数料が余分にかかってる!)をやってしまう。銀行のドアを出たところで気がついたけど、後の祭りである。不惑を超えながら、いまだにこういう失敗を繰り返すのは、きっと現代社会が便利さを追求して複雑になりすぎたからに違いない。
新しいより便利な方法が次々に登場するので、マスターする方がおいつかないで、最初からそれが当然の若い世代にどんどんおいてけぼりを喰ってしまうわけだ。つい半年前までは、これだけ日常電車を利用しながら、のなんたるかを全く知らず、鉄道ファン(いわゆる鉄ちゃんですな)の教え子に、パスネット便利だから使いなよ、と言われても、いや、俺はいいや。遠慮しとくよと、わけの分からないことわりを入れていたわたくしである。一体何に遠慮してたのだか。

03年10月5日 秋が
息子たちをつれて、へ。3週間前には夏の盛期を思わせる混雑だったのが、今回はかなり閑散としていて、やっと秋が来たことを実感する。前回の学習から浮き袋とゴーグルを準備。流れるプールで浮き袋を使って漂ってみたり、どちらが潜っていられるかの競争をしたり、空いていたこともあって随分といろいろ楽しめた。小学校3年の長男はさらに屋内の2種のウォータースライダーに挑戦。保育園年長の次男は小学生からという規定にひっかかってスライダーが出来ず、すねて「いいな。いいな」を繰り返す。あと半年すれば、小学生になるからと慰めつつ、身長120センチ以上というもう一つの規定を、半年後にクリアできているかどうかは、かなり微妙、というか、困難であろうと哀れに思う父であった。早く大きくなれ。

03年10月4日 味の素スタジアム
久しぶりに味の素スタジアムでFC東京戦観戦。初めての生サッカー観戦となる次男が一緒。アントラーズ相手に5対1の大勝とは、滅多に見られないものを見た。奈良橋と小笠原と二人を退場させた本日の主審のゲームコントロールは、確かにアントラーズには可哀想ではあったが。

03年10月3日 正解はきっとない
3年前に購入した愛用のPowerBookG4(最初期モデル)が、OSXで使うにはどうにもこうにも力不足で新規購入を決意。2カ月程前から新規発売のPowerMacG5を第一候補に検討してきたが、最初期モデルは、どうしても完成度の面で問題があることは、PowerBookG4で経験済み。対応ソフトでもCPUが新しくなったことでトラブる可能性がある。さんざん悩んでいる間に、PowerMacG4の最後のOS9起動可能モデルの価格が20万を切るところまで落ちてきた。メインで使用のDTPソフトのQuarkが、日本語版がまだOS9でしか動かないこともあり、市場から姿を消す前に買うことを決意。インターネットのマック専門店に問い合わせたところ、メーカー在庫切れの状態で、1台のみ確保できるとの連絡が。そんなこんなで、山内の8台目のMACが決まりました。