ホルバイン(1497-1543)

デューラーと並び称されるドイツ=ルネサンスの巨匠。もっとも彼はその活躍の舞台をイギリスに移し、へンリ8世の宮廷画家としてイギリスはロンドンで生涯を終え、ドイツにはほとんど門人を残さなかった。特に肖像画に優れ、『へンリ8世』が有名。またエラスムスやトマス=モアと交流し、エラスムスの肖像画も残している。