トゥルゲーネフ(1818-1883)

アレクサンドル2世農奴解放令に影響を与えたと言われる『猟人日記』などロシアの農村を題材に知識人の苦悩を描く。ナロードニキを主題としてニヒリズムの言葉を生んだ『父と子』や『処女地』も代表作。自身ロシアの大地主であり、富と名声に包まれて、トルストイやフローベルなどとも交際した。