コペルニクス(1473-1543)

16世紀にヨーロッパ近世においてもっとも早く地動説を唱えたポーランドの聖職者。“黄金の世紀”と言われるポーランドの16世紀ルネサンス文化の繁栄を代表する人物である。ポーランド王とドイツ騎士団の抗争の調停などにも活躍。1530年『天体の回転について』という論文で地動説の考えを著した。このことから、ものの見方が根本から変わってしまうことを表す「コペルニクス的転換」という表現が生まれた。