ハーヴェイ(1578-1657)

1628年に血液の循環を立証した生理学者・医者。ケンブリッジ大学とイタリアのパドヴァ大学で学び、特にイタリアでは解剖学を学んだ。帰国後ロンドンで開業し、のちに王立医科大学の教授となったのを皮切りにオックスフォード大学の教授やメルトン大学学長を歴任。ジェームズ1世とチャールズl世の侍医もつとめている。その他、「すぺての生物は卵から」という原則をたて、生物の自然発生説を否定したことも重要。