ベラスケス (1599-1660)

スペインバロック画家。ルーベンスとの出会いによりその絵は著しく向上したという。優れた肖像画や風景画を残し、代表作は「ブレダの降伏」「女官たち」など。スペインの宮廷画家となり、40年近い宮廷生活を送り、スぺイン王室の深い信頼を受けて、宮廷の要職にもついた。特に晩年は宮廷外交官としての仕事に忙殺され、最後の仕事もスペイン王女とルイ14世の婚約に関する煩わしい公務であった。