◎広州(広東)

現在広東省の省都
秦末に趙佗がこの地を拠点に南越を建国
前漢の武帝は南越を滅ぼし、この地に南海郡を設置
唐ではアラブ人などイスラム教徒商人の来航で発展
玄宗は最初の市舶司を設置
蕃坊という自治的居住地に12万人のイスラム教徒が居住したといわれる
南宋から元にかけて、泉州に繁栄を奪われるも、16世紀のポルトガル人来航を機に再び外国貿易港として繁栄
清では乾隆帝がヨーロッパとの貿易を広州一港に限り、特権商人の公行に貿易を独占
イギリスが行ったアヘン貿易でアヘン戦争の舞台
1917年孫文が広東軍政府を置き、北京政府に対抗
1925年には、国民党が広州国民政府を置いた